2018年11月12日放送予定のNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に脚本家・坂元裕二さんが出演されます。
「最初で最後」の脚本作りの現場に密着取材が許されその様子が放送されます。
脚本家・坂元裕二さんと言えば、1991年に『東京ラブストーリー』を大ヒット!
「月曜日の夜9時は街から女性たちが消えた」と言われるほどの社会現象を作ったドラマの脚本家です!
その他にも数々のドラマや映画、舞台、ゲーム、アニメの脚本を手掛け世に送り続けてきた人です。
そんな坂元裕二さんの経歴や代表作品や、奥さまや娘は誰なのか?
作品を書くとき大切にしていること。
最初で最後の作品の内容について調べてみました。
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目次
坂元裕二さんのプロフィール
名前:坂元裕二(さかもと・ゆうじ)
生年月日:1967年5月12日
出身地:大阪府出身
職業:日本の脚本家・作詞家。東京芸術大学教授。
出身高校:奈良育英高等学校卒業
妻:女優・森口瑤子(もりぐち・ようこ)
坂元さんは大阪府出身で奈良育英高等学校に進学されます。
この学校は中高一貫の進学校です。
進学校でありながら、サッカーの強さが有名で、
・柳本啓成
・楢崎正剛
・奥田達郎
など、有名サッカー選手も卒業されています。
坂元氏は高校時代から本に触れだし、
映画では相米慎二(映画監督で監督作品は「セーラー服と機関銃」など)、
小説では中上健次(芥川龍之介賞も受賞した小説家で代表作は「岬」「地の果て 至上の時」等)に憧れていたそうですね。
その高校時代が坂元氏の今後の名作を生み出す影響を及ぼしたと言っても良さそうですね。
そして大学には進学せず、1987年に第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞!
30歳過ぎてデビューする方も多々いらっしゃる中、19歳でデビューするとは相当の才能ですね!
そして坂元氏はこのフジテレビヤングシナリオ大賞のわずか3年後の1991年に『東京ラブストーリー』を手掛けこれが空前の大ヒットを記録します。
これはすごい記録ですよね!
しかし、1996年には「明らかにテレビが嫌で逃亡した」との理由で脚本家休養を宣言し、一度テレビ界から離れます。
その間ゲーム関連の仕事に携わったり、小説家への転向を試みますが、ドラマ「きらきらひかる」を見たことで再度テレビ界への興味が湧き脚本家に復帰、
その後2008年の「わたしたちの教科書」により第26回向田邦子賞を受賞します。
2010年ではドラマ「Mother」で第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞、東京ドラマアウォード2010脚本賞および第19回橋田賞を受賞しました。
見事なカムバックですね。
その後も様々な賞を受賞しますが、
2016年4月には東京芸術大学大学院映像研究科映画表現技術脚本領域教授という職も始められました。
そして2018年3月には連続ドラマ「anone」を機にしばらくの間脚本執筆を休みます。
そして、舞台や映画など他の形態での仕事に挑戦することを宣言しました。
これを決めたきっかけは、
今後は舞台脚本という制約の多いフィールドを選び、過去の自分を超えたいのが理由だそうです。
確かに今までの経歴は本当に華々しかったですよね。
それなのに、自分に甘える事なく、
それを超えることに挑戦したいとのことですので、坂元さんは本当に自分に厳しい方で常に現状に満足せず上を目指している志の高い方ですよね。
そうゆう方は上にどんどん登っていけるのだと思います。
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坂元さんの奥さんは誰?
坂元さんの奥様は美人女優の森口瑤子さんです。
森口瑤子さんとは、1998年に結婚されています。
年齢は森口さんの方が1歳年上だそうです。
坂元さんが手がけた「ユーリ」という映画に森口さんが出演されたのが馴れ初めなんだとか。
二人の間には2002年に誕生したお嬢さんが一人います。
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坂元裕二が作品を書くとき大切にしていること
坂元さんが描く作品は、
俗に言うしょうがない人やどうしようもない人を書くことが多いです。
坂元さんは、崖っぷちな人や、普通なら人から非難されるような人など色んな人を肯定する作品を作っています。
一生懸命コツコツ生きている少数派の人が好きで応援したいのでしょうね。
マイナスの人をゼロにしたい
例え視聴率が上がらなくても生きづらさを感じている人を描いて、その人たちの生き方を肯定し、
様々な人たちの考え方を作品で変えていっていた様に感じます。
それが坂元さんの描きたい作品なんだそうです。
その代表作といえば、「Mother(マザー)」です。
この作品は、坂元さんの子育ての実体験を元に、子育てに悩み、育児放棄してしまう母親のストーリーをかいています。
「育児放棄する母親」は非難されてしまう対象ですが、坂元さんの作品を見て、
「人事に感じられない」と共感の声もあり、
また違った目線で、母親に対する理解が深まる作品だったのではないでしょうか?
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「最初で最後」の脚本作りのその内容は?
3人兄弟の長男の坂元さん。
坂元さんは、懐いてくる実の弟から常に逃げていました。
ある日いつものように追いかけてきた弟から逃げていたのですが、その追いかけてきた弟が車に跳ねられたと言う出来事があったらしく、
その出来事が非常に衝撃的で、
そこから弟と無理合う事をきめたのだそうです。
その長い間弟と向き合えずにいた坂元さんの実体験を元に、今回の脚本を書いていきます。
脚本の内容は兄弟の話です。
ご自身の弟さんにむけての話なんです。
主人公は衝動を抑えられない。
衝動を抑えられない弟は父親を殺してしまいます。
その事を兄に告白し、
自分でガソリンをかぶって死のうとするのですが、兄がそれを全力でとめます。
そして小説家の兄は共に苦しみを分かち合う事を決めるのです。
しかしなかなか脚本が思うようにすすまず、
ギリギリまで悩みます。
なかなか脚本が進まない坂元さんでしたが、
執筆には3ヶ月かかりました。
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坂元裕二の娘や娘に心がけてしていること
坂元さんが心がけている事があります。
小さい積み重ねで人間はなりたっているので
小さい積み重ねや小さい行動がすごく大切らしい
まいにち絶対欠かさずにやっている事はお嬢さんのお弁当を毎朝5時に作ることなんだとか。
調べてみたところひとり娘なんだそうで、現在は中学生なんだそうですね。
森口瑤子さんとのお嬢さんとの事もあり、相当可愛いお嬢さんの様です。
なんやかんや、お嬢さんにはベタ惚れなんでしょうね。
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まとめ
数々の有名作品を生み出してきた坂元裕二さん。
今回は坂元さんがどんな人なのかよく知れましたね。
やはり番組を見ていてかなり自分の世界観が強い方だなと思いました。
脚本につまずいた時は、自分の好きな音楽を爆音にしてみたり、(しかもhiphop)
紙に構成を再確認する為に再度自分の思い描いていた事を書いたり
やはりいい意味で普通じゃない感じが神ってましたね。
坂元さんかっこいい!
これからも新しい感動する作品を数々の生み出してくれる事でしょうね!
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